皮をむいたリンゴを放置しておくと、切り口はだんだん茶色くなってしまいます。これは空気中の酸素により酸化が起こった結果です。
これと同じように酸化という現象はヒトの体内でも常に起こっています。
しかし、ヒトの身体がリンゴや釘のように、酸化によって容易に変色しないのは、ヒトには酸化に対抗する力「抗酸化力」が備わっているからです。体内で酸化に対抗する物質をつくったり、食事から抗酸化物質を摂取することで酸化から身体を守っているのです。
ビタミンA、C、E、亜鉛、セレン、リコピン、カロテンなどは食事から摂れる代表的な抗酸化物質です。
さびつきの原因、すなわち“悪者”の代表としてよく言われるのが活性酸素です。
私たちは呼吸をして体内に酸素を取り入れていますが、取り入れた酸素の数%は活性酸素に変わります。また、60兆個ある細胞の一つひとつがエネルギーを産生する際に、副産物として活性酸素が生じます。
悪者と思われている活性酸素ですが、実は体内で重要な仕事をしています。細菌・カビ・ウィルスなどの異物が体内に侵入してきた際、それらから守ってくれる役割を果たしているのです。
ところが、体内で過剰な活性酸素が生じると、酸化がすすみ悪者としての仕事をするようになってしまいます。酸化は老化を促進し、がんや動脈硬化をはじめとした多くの病気の原因となってしまいます。
活性酸素が過剰になる原因
酸化の原因は様々なものがあります。
- 偏った食生活
- ストレス
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 運動不足
- 激しすぎる運動
これらは生活習慣の改善によって減らすことができますが、
- 重金属汚染
- 電磁波
- 放射線
- 紫外線
- 化学薬品
- 食品添加物
- 農薬
など、自分の力だけでは減らすことのできない原因も多いのです。現代に生きる私たちは、このように自らの力で排除できない原因に囲まれて生きていることになります。つまり、さびつきやすいのです

酸化抗酸化(酸化ストレス)検査には以下の項目があります。
- FRAS4検査
少量採血で身体の酸化レベルと抗酸化力がわかります。すぐに結果がわかります。 - 酸化抗酸化検査
採血と採尿で、DNAのさびつきの程度がわかります。結果が出るまでに、約三週間かかります。 - 酸化抗酸化精密検査
採血と採尿で特殊項目のデータを出すことで、詳細に身体の酸化度や抗酸化力がわかります。結果が出るまでに約三週間かかります。