レスベラトロールをご存知ですか? 『長寿の切り札』と言われているポリフェノールの一種で、最近では、寿命延長の効果やアンチメタボの効果なども報告されており、大変注目されている成分です。
2007年、まだレスベラトロールが国内でほとんど開発されていないとき、ある運命的な出会いによって製品化が実現しました。今回は、谷野豊氏(株式会社 分子生理化学研究所 製品開発部 兼 学術部 部長)をお迎えし、レスベラトロールや高濃度レスベラトロールの開発エピソードや、そこに至ったお客様への想いなどを語っていただきました。
谷野 豊氏
株式会社 分子生理化学研究所
製品開発部 兼 学術部 部長
1972年生まれ。東京都出身。東京大学大学院工学系研究科先端学際工学修了後、東京工科大学助教を経て、株式会社分子生理化学研究所に入社。
研究:大学在学中はポリフェノールによるガン抑制の研究を行い、大学院進学後、世界初のガンを促進する可能性がある体内成分(酸化ジアシルグリセロール)の定量法を確立。
— 今日は、分子生理化学研究所の谷野様をお迎えしました。谷野様、よろしくお願いいたします。
谷野 こちらこそ、お願いいたします。
— もともと、ごきげんクリニックとはどういった経緯で関わるようになったのですか?
谷野 分子生理化学研究所は、サプリメントなどの研究開発や、医師の方々との共同研究を主たる事業としています。2007年当時アンチエイジングを提唱されていた澤登先生が、書籍(※1)などでもサプリメントやレスベラトロールのことを紹介されていることを知りました。そこで、何かご一緒できないかと連絡をさせていただいたのが始まりです。
澤登 当時から私は、「長寿の切り札」としてレスベラトロールに注目していたものの、その頃はまだ外国産のサプリメントしかない状況でした。知識を持っている方も少なかったので、国内での製品化を目指してはいたものの、なかなか足がかりがつかめなかった。そんなとき、クリニックにお越しいただいた谷野さんと意気投合し、共同開発をスタートしたというわけです。
※1『人より20歳若く見えて、20年長く生きる!』ディスカヴァー刊
— 澤登先生が、分子生理化学研究所と手を組むことに決めた最大のポイントは何だったんですか?
澤登 今でこそNHK(※2)に取り上げられるなど、大きな注目を集めるようになったレスベラトロールですが、当時は業界関係者の方にですら、レの字も知られていませんでした。そんな中、谷野さんの博識ぶりには驚かされましたね。ベースとなる専門知識の量が、非常に豊富だったんです。例えば、3の質問をしたとすると、その場で10くらいの答えが返ってくる。その安心感は何ものにも代えがたかったです。
※2 NHKスペシャル (2011年6月12日放送)
【「寿命は延ばせる!」〜若返り長寿遺伝子発見〜】
谷野 ありがとうございます。私は、お客様に対して、「正しい知識を身につけていただき、納得したうえで行動を起こしていただきたい」と常々思ってきました。サプリメントに関しても同様です。今は、法律が十分に整備されていませんから、成分配合表記が統一されていなかったり、効能を表記できなかったりします。これでは、どの製品が自分にとって最も適していて、品質がいいのか、多くの消費者の方は判断できないと思います。ですから、まずは私たちが正しい知識を身につけ、それをもとにお客様にも正しい知識を身につけていただきたいと思ってきました。その結果として、弊社の製品を選んでいただければ、これほどうれしいことはないですね。
「健康には興味があるが、何から手をつけていいか分からない」
「対談の中で紹介されているサプリメントに興味がある」
「今の自分に必要な栄養素を知りたい」
上記のような感想をお持ちの方々を対象に、個別相談会を実施しています。皆様の状況やニーズに応じて、最適なコンサルティングをさせていただきます。
ご参加いただいた方には、三番町ごきげんクリニック院長 澤登雅一の著書『人より20歳若く見えて、20年長く生きる!』をプレゼントいたします。人より若く長生きするためのヒントが満載!最新の医学情報もわかりやすくご紹介していますので、この機会にご活用ください。(プレゼント期間は、2011年12月ご予約分までとさせていただきます。)