原因となるものを食べたり触れたりするとすぐに症状が出る「即時型アレルギー」とは違い、自分では気付きにくい「遅発型フードアレルギー」。
好んで食べている食品がこのアレルギーの原因となっている場合があり、それが、頭痛、慢性疲労、鼻炎、アトピー性皮膚炎など、「なんとなく」という不調につながっている場合があります。調べてみないとわからない、いわば「隠れアレルギー」なのです。
本書は、「遅発型フードアレルギー」の症状や原因食物、そして、陽性反応が出た場合の対応の方法などについて、豊富な症例をまじえながら詳しく解説しています。
長年の不調を根本から改善したい、今よりももっと健康になりたい、そんな方に必読の一冊です。
『その「不調」、あなたの好きな食べものが原因だった? 〜遅発型フードアレルギー〜』目次
- はじめに
- フードアレルギーには「即時型」と「遅発型」の二つがある
慢性的な「調子の悪さ」は遅発型フードアレルギーが原因?
遅発型フードアレルギーを調べる96品目
遅発型フードアレルギーが陽性になったら
「食事はあなたの健康をつくり、未来をつくる」 一生、健康に食べるために - 第1章 原因がわからない慢性的な「不調」は遅発型フードアレルギーが原因だった?
- 日本は不調大国!?成人の約7割が不調を自覚
あまり知られていない「遅発型フードアレルギー」
「私はアレルギーではありません」本当にそういいきって大丈夫??
「不調の慢性化」が仕事や勉強、家庭生活の障害に
気がついたら身体が軽くなる! ダイエットにも有効
「なんとなく」の習慣が「なんとなく」の不調を生む
日本人が反応する三つのアレルギー誘発食品とは?
現代社会に増えている「原因がわからない」疾患
「食の選択肢」が豊富な時代 だからこそ選択は慎重に
和食は健康的だから日本人は大丈夫?
50代以上よりも30〜40代の身体が危ない!?
そもそもアレルギーとはなにか?
アレルギーはなぜくしゃみやかゆみとなるのか?
遅発型アレルギーのメカニズムは一般的なアレルギーとは違う
少量の血液検査でアレルギー食物がわかる
好きなものがアレルゲンなら一生、食べてはいけないの!?
食物そのものが主な原因のパターンと超粘膜の破たんが原因のパターン
腸のふるいが粗くなるリーキガット症候群
免疫細胞の約6割が集中 腸内の環境を整えるのが大切
「病気になったから治療」ではなく「病気にならない」医療を!
「ヘルスファウンデーション」こそこれからの医療 - 第2章 3〜6カ月の「除去食」で改善を実感! 好きなものは、一生食べていける
- 食生活を変えることによって不調が改善した多く事例
- 第3章 メディカルコーチングで「健康は自分でコントロールする」意識を引き出す
- 「調子がよくなった」と効果を感じるまでが早い!
アレルギーを攻略すれば最適なかたちでやせるのは簡単
「ぐっすり眠る」という感覚を初めて実感できるかも?
腸疾患、肥満、片頭痛などの症状改善の報告
除去食は、ただ「ダメな食べものを抜く」ではない
身体にムリをさせない「代替食」のルール
医療が、個人の食事にどこまで介入できるのか?
最初の検査を行い6カ月後に改善結果を検証
メディカルコーチングで習慣改善を最適化する
患者さんが自分の言葉で食事について考える
コーチングによる臨床試験
半年という期間は短く人生という期間は長い - 第4章 Happy people live longer 人生を長く、より快適に楽しむために
- 病気になってからの医療と病気にならないための医療
人間ドックや健康診断だけでは完全に病気を予防できない!
「病気でなければ健康」から「より健康度の高い状態を維持」へ
老化の不調は3割 7割の老化は取り戻せる
アンチエイジング医療と病気を治す医療との違い
食事の改善がもたらすメンタルヘルスの向上
長生きする人の秘訣 それはハッピーであることだった
ごきげんでいることは 心身の健康基盤の第一歩
お腹いっぱいが幸せな時代は終わり なにを食べるかが大事な時代 - おわりに